要旨: 一つの蕓術が成り立つには文化のエネルギーが不可欠であり、更なる豊かな蕓術に革新する源である。歴史において中日両國間で蕓術や文化の交流を度重なり行われ、両國人民がまたお互いの文化の近さを感じることができるのである。しかし、最初似たような蕓術形式が両國でだんだん異なる方向へと発展していく。本論は中國の姑蘇木版畫と日本の浮世絵の比較研究をテーマとした研究である。隆盛期の姑蘇木版畫が當時「印刷技術の白眉」と稱えられ、蕓術性も優れていたが、様々な原因で衰える一方であった。のちに浮世絵がそれを追い越し、世の蕓術に多大な変化をもたらした。その原因を探究するため、本論では蕓術の歴史における発展、畫面的表現、精神的內包など広範なる角度で比較研究を行われてみた。両者に関する先行研究が詳細で數多くあるため、本論は文獻研究法で研究を行われ、それに通じてなるべく完全な蕓術形式を表現してみた。はじめに本論は先行研究を分析し、両者の比較研究する可能性を探究した。そして歴史や文化を背景にして両者の異なる発展の原因を明白にした。また両者の近代以來の発展をさらに深く分析し、姑蘇木版畫のり遅れた理由や未來の可能性を検討した。姑蘇木版畫と浮世絵との間に類似點が多いが、両者の発展やあり方を根本的に決めたのはその背後にある文化であり、その文化から獨自の精神的な內包も生まれる。

キーワード:浮世絵;姑蘇木版畫;比較研究;文化の違い

目次

要旨

中文摘要

1.はじめに-1

1.1.浮世絵に関する研究の現狀-2

1.2.姑蘇木版畫に関する研究の現狀-3

2.姑蘇木版畫と浮世絵の異同分析-4

2.1.姑蘇木版畫と浮世絵の歴史および交流-4

2.2.異同の背景―文化の違い-5

3.姑蘇木版畫の可能性-6

3.1.姑蘇木版畫の民族精神-6

3.2.浮世絵の教訓及び経験-6

3.3.現代における新たな発展-7

4.おわりに-8

參考文獻-9